サッカーW杯「解説力」は本田圭佑の圧勝! NHK解説陣が束になっても勝てない臨場感

公開日: 更新日:

 おかしかったのは本田が選手をさん付けで「三笘さん」と呼んでいることで、本田なりの理由があるらしい。

 この日、地上波の放送はNHKだった。スタジオには中村憲剛武藤嘉紀、現地の解説は井原正巳と福西崇史、同ゲストは中澤佑二と元日本代表監督の西野朗というメンバーだった。NHKはW杯のために中村らの他にも佐藤寿人、播戸竜二らも抱え込んで、戦術、フォーメーションなどを中心に解説している。

 しかし、戦術などを理解できるファンはある程度限られるし、多くはサッカーの醍醐味を見たいと思っている人だ。まして今大会から交代枠が3から5に増え、フォーメーションなどは流動的で見慣れた人でも戸惑うシーンが多い。それなのに、システム変更などをボソボソとコメントしているから躍動感がない。

 NHKの解説陣らが束になってかかっても本田の圧勝! 役者が違っている。27日のコスタリカ戦もABEMAに期待したい。

(文=峯田淳/日刊ゲンダイ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い