沢口靖子「科捜研の女」低迷でも放送継続の強運 今シリーズ敗因は“ドモマリ”の愛憎劇カット

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 この10月からリニューアルされ、一時は視聴率低迷から打ち切りも囁かれていたドラマ「科捜研の女 2022」(テレビ朝日系)が来年以降も継続して放送されるという。

 問題となった視聴率だが、初回(10月18日)こそ世帯視聴率11.9%、個人視聴率6.6%とまずまずのスタートだったのだが、第2話(25日)は世帯8.9%、個人4.7%と2桁を割る事態に(関東地区)。

「その後も世帯視聴率1桁台が続き、『科捜研』は放送開始以来、初めて世帯視聴率がシングルという結果に終わることになった」(テレ朝関係者)

 しかし、番組はあくまで続行。女優・沢口靖子の強運が改めて証明された格好だ。

 そもそも「科捜研」の視聴率が急落した理由は一体、なんだったのか。まず、木曜日から火曜日への枠移動が原因とされたこともあったが、それは関係ないという。

「火曜21時の真裏はテレビ東京系の『開運!なんでも鑑定団』がありメイン視聴者である50~70代の男女を食い合ったという分析がなされているんですが、これは違う。初回に2桁を取っているしその後に『開運!──』の番組視聴率も爆上がりはしていない。問題は『科捜研』自体にあるわけです」(スポーツ紙芸能担当記者)

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