妻夫木聡「Get Ready!」は《中二病日曜劇場》? ブルーリボン賞効果で視聴者の再獲得なるか

公開日: 更新日:

 8日にスタートしたTBS日曜劇場「Get Ready!」。主演は妻夫木聡(42)で、正体不明の闇医者チームが、法外な報酬と引き換えに手段を選ばず患者の命を救う。妻夫木はチームを率いる天才外科医を演じる。初回の平均世帯視聴率は10.2%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)と、2ケタ発進となったが……。

「原作なしのオリジナルですが、初回放送後、ネット上は《手塚治虫の『ブラックジャック』へのオマージュ?》などとカンカンガクガク。もっとも、妻夫木さんは《相変わらず抜群にイケメン》と評判ですけど」(テレビ誌ライター)

映画「ある男」では“静”の演技で存在感

 妻夫木は昨年公開、現在もロングラン上映中の映画「ある男」で主演を務め、同作でブルーリボン賞の主演男優賞にノミネートされたことが5日に発表されたばかり。

「妻夫木さんはけれん味のある演技をする俳優さんではありませんが、“ごく普通の人”を演じるのが素晴らしく上手。その演技は見ている側の心にスルッと入り込んでくる。『ある男』を見た際に、これまでより一層そんな印象が強くなりました」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」