「夕暮れに、手をつなぐ」評価ガラリ! 広瀬すず“ハイブリッド九州弁”が《クセになる》の声

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■美女と田舎者キャラの組み合わせは鉄板

ドラマの初回は視聴者をつかむため、インパクト勝負の演出に傾きがちですが、宮崎、鹿児島、長崎の3つの方言がブレンドされた空豆のハイブリッドな九州弁や、天真爛漫で男勝りの野生児のような性格とはいえ、噴水の水で顔を洗うシーンなど、田舎者をデフォルメしすぎといった声が上がっています。

 また、『ロンバケ』で山口智子(58)が演じた葉山南同様、ヒロインのエキセントリックな登場の仕方や婚約解消される設定など、どことなく似ている点もあり、ドラマのフォーマット自体が古いという声がちらほら聞かれましたが、北川さんにとってそうした批評は想定内だったのではないでしょうか」(ドラマ制作関係者)

 初回で特にツッコミが多かったのが、空豆の九州弁だ。だが、2回目放送後から、《広瀬すずの九州弁がかわいい》《顔とのギャップに萌える》《クセになりそう》《心奪われる》といった声が散見されるようになっている。

「ハチャメチャな九州弁が気になるのは、当事者だけ。九州以外の人にとっては初回の極端な演出に違和感を覚えつつも、2回目以降その設定に慣れてくると、美女と方言、田舎者キャラのギャップがかえってそそるといった構図はあるあるの演出ではないでしょうか。広瀬と永瀬の対照的な演技も『すばらしい』と高評価なので、ひょっとしたら化けるかもしれません」(前出・ドラマ制作関係者)

 広瀬と永瀬の青春ラブストーリーは、“令和のロンバケ”になれるか。

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