「松本人志オワコン説」は本当か? ケンコバの元相方が長年の“悪しき慣習”を痛烈批判

公開日: 更新日:

「一度も松本さんが『芸人として終わっている』とは思ったことはない」としつつ、村越氏の動画から「“技術的な指摘”の面で説得力も感じました」と明かすのは、キングオブコント決勝進出経験のある中堅芸人だ。

「ボケ要素を詰め込んだ『大日本人』について、村越さんいわく“どう考えてもボケが散らかりすぎ”とのことでした。実際に僕たちもネタ作りで注意していることで、養成所でもこうした『二重ボケ』のネタをやると講師から怒られる。この点において村越さんの指摘は間違ってないと思いますね。言われてみれば『松本さんのやることは絶対に面白い』との思い込みがあったかもしれません》(同)

 動画の終盤、村越氏は松本が劣化した理由について《金も地位も名誉も家族もすべて手に入れ、守りに入り攻めるのをやめた》《長年一緒にやってきたイエスマンの存在》を挙げていた。

「昔もいまも松本さんはどの芸人よりも笑いについてはストイック。守りに入っているということは絶対にないと断言できますが、制作陣の『松本さんがボケたら何があっても大声でウケなければいけない』という長年の悪しき慣習が松本さんの勘を鈍らせてしまった可能性はあるかもしれません」(在京キー局関係者)

 お笑いファンならずとも考えさせられる指摘か。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  2. 2

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  3. 3

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  4. 4

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  5. 5

    “過労”のドジャース大谷翔平 ロバーツ監督に求められるのは「放任」ではなく「制止」

  1. 6

    酒豪は危険…遠野なぎこが医学教授に指摘された意外な病名

  2. 7

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  5. 10

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去