「松本人志オワコン説」は本当か? ケンコバの元相方が長年の“悪しき慣習”を痛烈批判

公開日: 更新日:

「一度も松本さんが『芸人として終わっている』とは思ったことはない」としつつ、村越氏の動画から「“技術的な指摘”の面で説得力も感じました」と明かすのは、キングオブコント決勝進出経験のある中堅芸人だ。

「ボケ要素を詰め込んだ『大日本人』について、村越さんいわく“どう考えてもボケが散らかりすぎ”とのことでした。実際に僕たちもネタ作りで注意していることで、養成所でもこうした『二重ボケ』のネタをやると講師から怒られる。この点において村越さんの指摘は間違ってないと思いますね。言われてみれば『松本さんのやることは絶対に面白い』との思い込みがあったかもしれません》(同)

 動画の終盤、村越氏は松本が劣化した理由について《金も地位も名誉も家族もすべて手に入れ、守りに入り攻めるのをやめた》《長年一緒にやってきたイエスマンの存在》を挙げていた。

「昔もいまも松本さんはどの芸人よりも笑いについてはストイック。守りに入っているということは絶対にないと断言できますが、制作陣の『松本さんがボケたら何があっても大声でウケなければいけない』という長年の悪しき慣習が松本さんの勘を鈍らせてしまった可能性はあるかもしれません」(在京キー局関係者)

 お笑いファンならずとも考えさせられる指摘か。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る