若き日のさんまちゃんにいたずら 楽屋で「こんな女の子を連れ込んだでしょ?」と囁くと…

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明石家さんまの巻(1)

 昔、関西の方で凄く人気になっている芸人さんがいて、野球選手のモノマネをするらしいって。それが若い頃のさんまちゃん。アタシのまわりでも評判になっていました。

 でもアタシは、モノマネよりもしゃべりがうまいんだから、そっちに専念した方がいいんじゃないかなって、初めて見たときそう思ったの。野球の小林繁さんのモノマネだったかな。あまり野球は詳しくないのでピンとはこなかったのかもしれないけど。東京に出てきて、しゃべりに専念されてから急激に人気が出たんじゃなかったかな。アタシの目に狂いはなかったわね(笑)。

 さんまちゃんも堺正章さんのことを尊敬していて、コケ方や、しゃべり方なんかも随分と参考にしていたと思う。「天皇の料理番」をやった時なんか、堺さんにそっくりだったでしょ。

 あの世代の笑いの世界の人たちは必ずと言っていいくらいどこかに堺さんの影響を受けていますよね。アタシだってあのコケ方は堺さん直伝だし(笑)。

 もう時効だから話すけど、さんまちゃんが押しも押されもしない人気者になった頃のこと。アタシが引っ越しをすることになり、目星をつけたマンションの相談をしに不動産屋さんへ行ったのね。そしたら、そのマンションには有名人がお住まいですっていうわけ。

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