當真あみが狙う16歳での快挙 アニメ映画「かがみの孤城」の評価はピカイチ

公開日: 更新日:

 昨年公開されたアニメ映画のうち「ONE PIECE FILM RED」「すずめの戸締まり」「THE FIRST SLAM DUNK」の3本が興行収入100億円を突破する大ヒットとなったが、その陰ですっかり埋もれてしまったのが「かがみの孤城」だった。同作は直木賞作家・辻村深月さんの同名ベストセラー小説を、アニメファンに絶賛された「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を手がけた原恵一監督がアニメ映画化。

 主人公で不登校の中学1年「こころ」が、鏡の向こうの世界で願いをかなえてくれる鍵を探す冒険ファンタジーである。

「こころ」の声優を務めたのは女優の當真あみ(16)。オーディションで1000人以上の中から選ばれ公開前から話題になった。

■100億円超の対策に埋もれたが評価はピカイチ

 彼女の魅力について美少女・女優評論家の高倉文紀氏は日刊ゲンダイの連載で「當真あみが持つ抜群の透明感は、滝(沖縄の滝では比地大滝、西表島のクーラの滝などが人気)の美しさに通じるものがある。みずみずしくて、神秘的で、時間の経過による表情の変化をずっと眺めていたいと思わせる魅力も両者の共通点だ。今後もさまざまなCMに起用されて、彼女の可憐な魅力が天然のミストシャワーのように、全国に降りそそぐに違いない」と絶賛。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波