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本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

宮川花子が漫才復帰「生きるってしんどいわ…でも頭はスッキリ! そこは大助と違うとこです」

公開日: 更新日:

 2019年12月に血液のがんの一種である多発性骨髄腫であることを公表し、治療・リハビリを続けてらっしゃるベテラン夫婦漫才師の宮川花子さんが10日、夫の大助さんと共に大阪の吉本本社で4年ぶりに漫才の舞台に立つことを発表されました。

 時は5月1日、場所は漫才の聖地「NGK」の地下にある「YES THEATER」でそのタイトルも文字通りの「宮川大助・花子の『おまたせ!』」。

 会見は車イスながら元気な姿で登場され、その一方で昨年の10月には心肺停止寸前の状態になったそうで、救急搬送され3日間意識不明。気がついた時に大助さんから「大事な話がある」とのことで覚悟を決めて聞いていたら「オリックスが優勝したで!」と言われたことを明かし、報道陣を大いに笑わせました。

 このエピソード、実は昨年12月、大助・花子さんの地元、奈良県生駒市で行われたイベントの最後にサプライズゲストとして登場された際に楽屋で伺っていました。元気いっぱいだった頃の花子さんからは考えられない「ホンマに危なかったんよ~」と静かな語り口でことの深刻さを感じていました。それが5カ月足らずの間に「漫才復帰会見」。思わず涙があふれました。

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