人気女子プロレスラーだった豊田真奈美さん「結婚願望はあります!チャンスがあればいつでも」

公開日: 更新日:

豊田真奈美さん(元女子プロレスラー/52歳)

 黒い長髪をなびかせ、すさまじい跳躍力を見せたことから、ついたキャッチフレーズは「飛翔天女」。2017年にデビュー30周年の節目で引退した豊田真奈美さんは、ピーク時より30キロほど痩せ、料理美人になっていた。

 元女子プロレスラーとは気づかないほどスリムになった豊田さん。今年2月には「糖質OFFアドバイザー」の資格を取得した。

「現役時代、マックスで体重が84キロありましたが、今は50から60キロの間。油断するとすぐ2、3キロ増える体質で、戻し方を研究したのが9年前。そしたら楽しくなっちゃって、知識は独学、自分の体で実践し、資格を取りました。引退してから13~14キロも落として、将来誰かにアドバイスしたり、何かの役に立てればいいかなぁって思ってます」

 16歳で全日本女子プロレス(以下、全女)でデビュー。品のあるルックスとズバぬけた身体能力でシングルとタッグで頂点に立ち、一躍トップレスラーに。しかし、負った傷も大きかった。

「1995年11月に左膝の前十字靱帯と後十字靱帯が断裂したんですけど、全女はクレージーな団体(笑)。『立ってるだけでいいから』って、試合を休ませてもらえなかった。そうこうしているうちに、切れた状態に慣れちゃって、今もそのまま。ちょうど20年前には、『めちゃイケ』(フジテレビ系『めちゃ×2イケてるッ!』の名物企画〈めちゃ日本女子プロレス〉)の試合中に右肩を脱臼して、肩が抜けるクセがついたけど、試合に出ていて。ようやく診てもらったら、『ずいぶん前に折れていましたよ』と。引退してから2回の手術を受けて、人工関節になりました」

 引退後は、治療とリハビリに専念。かねて料理好きで、連日にわたってツイッターで大好きな「岩下の新生姜」のアレンジレシピを投稿すると、同社の目に留まり、有吉弘行(48)の「有吉反省会」(日本テレビ系)、マツコ・デラックス(50)の「マツコの知らない世界」(TBS系)に“生姜マニア”として出演した。

「単純においしいっていう理由でハマっちゃって、何も考えずにツイッターにあげていたら、番組に呼ばれて。以前から『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)でしょっちゅう私の名前を出してくれているのは知っていたけど、初めてマツコさんにお会いできてうれしかったですね。収録中も、収録が終わってからも、飲みながら話して。マツコさんより飲んじゃダメだと思って、ペースを合わせつつ、プロレスの話をしてたらあまりにも長くなってしまって、スタッフさんから『はい、閉店です!』って言われて、終了しました(笑)」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」