ジャニーズ公式謝罪で批判の矛先は性加害問題に沈黙したメディアに…「今さら正義感ぶって」

公開日: 更新日:

ジャニーズの対応も気になりますが、ここまで報道さえしてこなかったメディアも多く、これからのメディアの対応にも注目ですね》

統一教会だけでなくジャニー氏の問題についても報じないことで被害者を増やしてきたテレビ局も加害に加担した側だと思います》

《マスコミも報道せず黙殺していたような状態が異常なことだと思います》

 ジャニー喜多川氏による性加害の問題は芸能界では長い間、指摘されていたことだ。「週刊文春」は2000年前後にこの問題について連載記事を掲載し、ジャニーズ側が名誉毀損で文春を訴えたものの、2004年に最高裁で性加害はあったと認定された。

 しかし、これまではNHKをはじめ、民放各局もほとんど沈黙を貫いてきたわけで、SNS上で、《今さら正義感ぶって報道しているけれど、アンタら何なん》《ジャニーズ事務所の顔色をうかがい、忖度し、連続児童性虐待という、おぞましい問題から目を背けてきたテレビ》といった声が出るのも当然だろう。

 強いものには弱く、弱い者には強いーー芸能界に対してもメディアの姿勢は変わらない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」