トランプ暗殺未遂“やらせ説”再燃 MAGA内部からの陰謀論噴出が示す支持者の揺らぎ
2024年、世界を震撼させたトランプ暗殺未遂事件。あの銃撃は“やらせ”だったのではないか? 事件直後にも飛び交った陰謀論が、いま再燃している。
問題は、荒唐無稽な陰謀論そのものではない。それが今や、MAGA内部から噴き出していることだ。
大統領選直前、ペンシルベニア州の選挙集会で起きた銃撃で、トランプがかすり傷で生還したことは、特にキリスト教徒右派に「彼は神から選ばれし者」という強い印象を与えた。ところがここにきて、銃撃はやらせだったのではないかという陰謀論が浮上。雑誌WIREDが取り上げ大きな反響を呼んでいる。
発火点となったのは、元FOXニュースのキャスター、タッカー・カールソンだ。彼はSNSで、FBIが事件の一部を隠していると主張した。疑惑拡散に拍車をかけたのが、カールソンのポッドキャストにゲスト出演したジョー・ケントだ。国家対テロセンターを率いていた人物で、対イラン政策を批判し、政権を離れたことで知られる。2人は事件の詳細の情報公開が不十分だと訴えた。
MAGA系論客2人の発言に、インフルエンサーらも次々に同調。コメディアンのティム・ディロンは「あれはトランプ自身の演出だったと思う」とまで言い切った。


















