新フジ月9「真夏のシンデレラ」盛り上がりイマイチ ヒットの方程式“恋愛群像劇”は時代遅れ?

公開日: 更新日:

《視聴率とれる人がいないような気が…》《この設定だと恐らく見る人いないかも》

 前評判はあまり良くないようだ。7月からフジテレビ系「月9」枠で放送予定のテレビドラマ「真夏のシンデレラ」。俳優の森七菜(21)と間宮祥太朗(29)がW主演を務め、真夏の海を舞台にした男女8人の人間関係を描く「恋愛群像劇」だという。

 制作サイドが、流行りの対話型人工知能(AI)「チャットGPT」を使って「ヒット作のドラマの要素」を検索したのかどうかは分からないが、「開放的な気分になる夏」「複数の若い男女の感情がもつれあう」「恋愛モノ」をキーワードにした連続ドラマは過去にも数多く制作され、ヒットを飛ばしてきた。

 例えば、1986年7月に始まった「男女7人夏物語」(TBS系)。タレントの明石家さんま(67)と俳優の大竹しのぶ(65)が結婚するきっかけになったとされるドラマで、最終回の最高視聴率は31.7%を記録。最近流れていたCMで、ドラマの一場面から採用された、さんまの「サバの味噌漬けですか?」というセリフは記憶に新しいだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る