著者のコラム一覧
松尾潔音楽プロデューサー

1968年、福岡県出身。早稲田大学卒。音楽プロデューサー、作詞家、作曲家。MISIA、宇多田ヒカルのデビューにブレーンとして参加。プロデューサー、ソングライターとして、平井堅、CHEMISTRY、SMAP、JUJUらを手がける。EXILE「Ti Amo」(作詞・作曲)で第50回日本レコード大賞「大賞」を受賞。2022年12月、「帰郷」(天童よしみ)で第55回日本作詩大賞受賞。

恋リア「ラブ トランジット」がめっぽう面白い パートナー像のあり方の未来図を見る

公開日: 更新日:

〈繊細さに惹かれ、細かすぎて別れた〉という矛盾。前に進むつもりでホカンスに来た誰もが、気づけば螺旋階段をぐるぐる回っている。昇っているのか降りているのかもわからずに。そこがおそろしく、滑稽で、いとおしい。

 自分も新しい恋をしたい。昔の恋人と復縁したい。そんな夢想に浸る視聴者は多いだろう。だが……なるほどこんな愚かなことをくり返すうちに人生は終わっていくんだな、という諦観にたどり着く視聴者も少なくないと思うのだ。

 どこか明るい諦観が得られるならば、若者の恋リアを観るのも悪くない。だが、50代以上の元夫婦5組、そんなラブトラもぜひ観てみたい。そしてそのとき、新しい恋の相手が同性でも何ら不思議ではない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横綱豊昇龍の休場より気がかりな“心の不調”…不眠と食欲減退で体重約10キロ減の不安

  2. 2

    消費税減税打ち切り時の現金支給案に経済界が不満「結局は時間とコストのムダ」

  3. 3

    内閣改造で浮上「自民裏金議員」起用案 永田町でささやかれる入閣候補4人の名前

  4. 4

    庶民は景気悪化に身構えている お気楽なものだ「官邸おこもり」首相動静

  5. 5

    女優・朝岡実嶺さん15年ぶりに舞台出演「亡き夫はどこかで見守っていると思います」

  1. 6

    井伊直政(4)超ブラックな家風 昔から家臣が少ない

  2. 7

    橋本愛の「れなちゃん」呼びが反響…のん“テレビから干された”10年で「あまちゃん女優」脱し独自ブランド確立

  3. 8

    中日・井上監督が目下最下位、6年連続Bクラス濃厚でも来季続投に“自信&意欲マンマン”のワケ

  4. 9

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  5. 10

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由