川島明の孤軍奮闘も虚しく…TBS「ラヴィット!」炎上タレント続出で番組評判ガタ落ち危機

公開日: 更新日:

TBSはキャスティング対応が遅いことが多い

 芸能リポーターの川内天子氏は「事務所の方針に対し、番組としての姿勢を表明すれば信頼を得られたのでは。何事もなかったかのように出演していると“忖度”の延長に見えかねません」と指摘。元テレビ朝日プロデューサーの鎮目博道氏がこう言う。

「視聴者はワイドショーを見ない主婦層で、スキャンダル報道を見たくないから『ラヴィット!』を見ている人が多く、実は不快なことには非常に敏感。この時間帯の女性層は“視聴習慣”化しているので、急にチャンネルを替えることはないけれど、一度チャンネルを替えてしまうと戻ってこない。特にTBSは『サンデーモーニング』はご意見番の張本勲さんの問題発言が話題になっても卒業が先延ばしされたように“キャスティング対応が遅いことが多い”局でもあります。不快感がボディーブローのように効いてきて、数字に出てきた時にはもう手遅れ。出演者側も後ろめたさがあるとはじけきれず、テンションが上がらず、無難なスタジオ回しになってしまう。もしかしたら、9月の改編や人事にまとめて番組修正を考えているのかもしれませんが、“時すでに遅し”になる前に対応すべきでは」

 川島の孤軍奮闘だけで乗り切れる問題ではなくなってきているようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲