決勝迫る「M-1グランプリ」初出場4組の中でダークホースはこのコンビ【専門家解説】
史上最多の1万1521組がエントリー
12月21日に決勝戦が行われる、漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2025」(テレビ朝日系)。
2001年の開始以来、今年で21回目となるが、今では、高視聴率を叩き出す年末の一大コンテンツに成長。昨年は、令和ロマンが結成7年目、2年連続トップバッターにして、2年連続優勝という快挙を成し遂げた。
今大会の出場者数は、昨年より1000組以上増え、史上最多の1万1521組。8月から開始された予選を経て、12月4日に行われた準決勝で決勝に進出するファイナリスト9組が決定している。その9組とは、以下の通り(あいうえお順)。
※カッコ内は所属事務所と決勝戦出場回数
エバース
(吉本興業/2年連続2度目)
豪快キャプテン
(吉本興業/初)
真空ジェシカ
(プロダクション人力舎/5年連続5度目)
たくろう
(吉本興業/初)
ドンデコルテ
(吉本興業/初)
ママタルト
(サンミュージックプロダクション/2年連続2度目)
めぞん
(吉本興業/初)
ヤーレンズ
(ケイダッシュステージ/3年連続3度目)
ヨネダ2000
(吉本興業/2022年以来2度目)
この9組に、当日行われる「敗者復活戦」を勝ち抜いた1組を加えた合計10組が決勝戦で激突する。
エバース、真空ジェシカ、ママタルト、ヤーレンズ、ヨネダ2000の決勝戦出場経験のある実力派5組に、豪快キャプテン、たくろう、ドンデコルテ、めぞんの初出場4組が挑むという図式である。お笑いプロダクション関係者はこう話す。
「決勝戦経験者は誰が優勝しても文句なしの実力派揃いです。しかし、ファーストステージの順番は、『笑神籤(えみくじ)』というくじ引きで決められるので、これに大きく左右される。それに挑む初出場の4組がどれだけ爪痕を残せるか、あるいは番狂せ的に、最終決戦までコマを進め、一気に栄冠を手にするかが見どころでしょう」


















