NHK紅白“ジャニーズ枠激減”ともう一つの癒着関係…遅すぎる社名変更、関係者への“監視の目”

公開日: 更新日:

 8月末の再発防止特別チームの提言を受けて、9月7日に記者会見を開いたジャニーズ事務所は、ジャニー氏の性加害の事実を認め、謝罪。社長を辞任した藤島ジュリー景子氏に代わって、最年長タレントの東山紀之(56)が社長に就任し、新体制で再スタートすることになった。

■出場できてもスノストの2組だけか

 しかし、経済同友会代表幹事でサントリーホールディングス社長の新浪剛史氏(64)が、「今後、2、3カ月で同事務所の体制に改善が見られない場合、ジャニーズ勢が出演する番組のスポンサーを降りることもありうる」とコメントするなど、大スポンサーである経済界からも厳しい視線が注がれている。ジャニーズは事務所名継続で、多くの批判の声があがるだけでなくCM契約の見直しなど実害が発生しているため、10月2日に行われる会見で社名変更を発表するといわれているが、時すでに遅しといえそうだ。

「例年通り、紅白にジャニーズのグループを多数出演させたら、受信料を払っている視聴者から抗議が殺到することが予想されます。事の次第では、ジャニーズ側が紅白出場を辞退する可能性も囁かれています。仮にジャニーズ枠が一部残ったとしても、Snow ManSixTONESの2組だけに限られると思われます。彼らの所属レコード会社はジャニーズ系ではなく、ソニーとエイベックスだからです。昨年出場したジャニーズの6組のうち、スノストを除いた、King & Prince関ジャニ∞なにわ男子KinKi Kidsの4組は、いずれもジャニーズ系のレーベル所属です」(週刊誌記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  5. 5

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  1. 6

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 9

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  5. 10

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後