半減どころか出演ゼロも? NHK紅白の“稼ぎ頭”ジャニーズ不在で視聴率30%割れの危機

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 ジャニーズ事務所の性加害問題を巡り、テレビ局も対応を迫られている。

 日本テレビの石沢顕社長は、25日の定例会見で、同事務所に対して社名変更などを検討することを求めたと明らかにした。一方、テレビ東京も「10月の新体制発足で具体的な成果を得られたと確認できるまでは、ジャニーズ事務所への新規の出演依頼は極めて慎重に判断する方針です」と14日に申し入れたと発表した。

 民放各局がジャニーズとの関係に慎重になる中、注目されているのは、NHKの年末の「紅白歌合戦」でのジャニーズタレントの出演について。NHK制作関係者は声を潜めてこう話す。

「例年どおりジャニタレを大量出演させようものなら、それこそアンチNHKの勢力から猛バッシングを食らってしまう。本音をいえば、視聴率が取れるのでジャニタレは起用し続けたい。しかし被害者のことを考えれば、世間からは許されない状況でしょう」

 視聴率の“稼ぎ頭”のジャニーズを出演させられないとあっては、歴代最低視聴率を取る可能性があり、局内では早くも不安の声が上がっているという。ちなみに昨年の平均世帯視聴率は第1部31.2%、第2部35.3%、一昨年は、それぞれ31.5%、34.3%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。

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