半減どころか出演ゼロも? NHK紅白の“稼ぎ頭”ジャニーズ不在で視聴率30%割れの危機

公開日: 更新日:

「毎年、30%超えにこだわるのには理由がある。NHKは国民から支持される番組作りを心掛け、予算獲得の会議でも大河ドラマや朝の連続テレビ小説と共に紅白歌合戦制作のために予算を申請しているんです。予算を獲得するためにも視聴率を取っておかないといけないわけですよ。そのためには少しでも高い視聴率が欲しいわけです」(前出のNHK関係者)

 毎分の視聴率を見ても、ジャニーズのタレントの出演シーンは、コア層(13~49歳)の主に女性ファンに支えられ、演歌歌手などに比べ、安定しているという。ちなみに昨年の紅白ではSixTONESなにわ男子Snow Man、King&Prince、関ジャニ∞KinKi Kidsの計6組、そして司会には桜井翔、審査員は「どうする家康」の松本潤と、まさにジャニーズ祭り状態だった。一体、今年はどうなるか。

「一部メディアでは半分になると報じているが、その考えはかなり甘いですよ。恐らく0組になる可能性が高い。性加害問題は、いまや日本だけでなく世界の関心事になっている。日本のテレビを代表するNHKが自ら襟を正さないといけないわけです。既にテレビ業界では、今年の紅白は30%割れが確実視されています」(キー局関係者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった