井ノ原快彦「戦う」発言に《何と?》の総ツッコミ 「落ち着きましょうよ」称賛から風は真逆に

公開日: 更新日:

「今の井ノ原さんは、加害を行った企業の代表の一人であり、被害者の方々や、信頼を損なった世間に対しての禊をしなくてはならない立場です。もちろん納得がいかないこともあるとは思いますが、『戦う』という言葉は、芸能人が理不尽な誹謗中傷をされた時に出てくる言葉であり、その言葉を選ぶということは、やはり会社の社員や代表という意識よりも、芸能人としての意識が根強いのだと感じざるを得ません」(芸能プロ関係者)

 すでに多くの指摘があるように、一般企業での社会経験がないタレントが、不祥事に大きく揺れる企業の立て直しを行うのは至難の業だろう。

「井ノ原さんは『戦う』ではなく、たとえば『不信感を抱かせてしまっているかもしれませんが、きちんと違うことは違うと証明できるように、がんばります』というような言い方でしたら、角が立たなかった思います。やはりこういう言葉選び一つとっても、一般企業での社会経験がないことが露呈し、結果的に企業の信頼を落とすという“負のループ”に陥っている印象です」(同)

「三足の草鞋」を履くのは、そうそう簡単なことではないようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(29)名門芸術系高校に進学も...「よくあれで卒業させてくれたと思います」

  5. 5

    参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?

  1. 6

    玉木代表は会見のらりくらり…国民民主党が“激ヤバ”女性議員の「選挙違反」ウヤムヤ決着を狙うワケ

  2. 7

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  3. 8

    「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達

  4. 9

    巨人がどれだけ憎くて憎くて仕方がなくても、「さすがは長嶋じゃ!」となってしまった

  5. 10

    帰ってきた阪神の“Gキラー”に巨人は戦々恐々…完封含む16イニング連続無失点の苦い記憶よぎる