ジャニオタは性加害問題の“加害者”側か? 会見で自称ファンが投げかけた質問と入り組んだ関係性

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 メリー氏の圧力は『再発防止チーム』の調査報告書でもハッキリ書かれていた。その内容には「SMAPには森なんていなかったでしょ?」「ドラマの共演者が気に入らないと、その放送局の社長に直接電話をかけ、外すよう要求することもあった」という言葉が出てくる。

 これらの圧力があったのは、SMAP木村拓哉(50)の主演ドラマやバラエティー『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が高視聴率を連発し、中居正広(51)がキャスターまで始めてテレビ番組のほぼ全ジャンルに進出した1990年代半ばだと思われる。

「恫喝された通りに事を進めてしまった当時のテレビ局やスポーツ紙の幹部が、ジャニー氏やメリー氏の次に悪いですよ。でも、ファンの方には心の片隅で『もしかしたら私の応援がジャニーさんの行為を助長してしまったのではないか……』と思っていてほしい。その気持ちを持っていれば、SNSで自らの主張を声高に叫ぶことも減るでしょう。そうなれば、世間のジャニーズファンへの印象もだいぶ変わると思います」(前出の週刊誌記者)


■ジャニーズの山田将之COOは「加害者だみたいな声は的外れ」と擁護

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