AKB48二期生だった大堀恵は22歳の頃が一番貧乏…「18円のモヤシでしのいだことも」

公開日: 更新日:

大堀恵(40歳/タレント 元AKB48、元SDN48)

 AKB48の2期生、チームKで活躍した大堀恵さん(40)。デビュー当初の貧乏生活からAKB48の大ブレーク、卒業、そして結婚、出産とこれまでを振り返ってくれた。

 ◇  ◇  ◇

 一番貧乏だったのはAKB48のメンバーになった22歳の頃ですね。この話をしている元メンバーもいますが、お給料はみんな最初は当時4万5000円だったんです。

 好きなことをやってるからいただけるだけでもありがたいと思っていましたけど、同い年の友だちが社会人になり、5倍くらいのお給料をもらっているので格差を感じましたね。

 AKB48自体は2005年に活動を開始し、私は06年に2期生としてデビューしました。数カ月は千葉の実家から秋葉原の劇場に2時間半くらいかけて通ってました。電車代と体がキツく、早めに秋葉原に越したんです。家賃はありがたいことに親が出してくれて。

 とにかくお金がないので、食費の節約に楽屋のお弁当の余りをもらって帰るんです。実家から通ってる子は帰ってから食べますからね。余りがない日は劇場の近くにある安いスーパーで時々18円で売られるモヤシを買い、ゆがいてドレッシングかオカカをかけて食べてしのいでました。夜になると半額シールが貼られるお弁当もよく買い、翌日のご飯にしたり。

 劇場があるドン・キホーテのビルの裏から入る時、ファンの方が待ってくれているので、私服にも気を使わなきゃいけない。なのに、服を買う余裕がなく、私はジャージーで劇場入り(笑)。

 1期生はみなさんオシャレでキレイな私服でしたけど、2期生はほとんどがジャージーで「2期生でよかった!」とつくづく思いました(笑)。秋元才加ちゃんや宮沢佐江ちゃん、大島優子ちゃんたちは体育会系で「ジャージーでいいじゃん」という考え方でした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…