木南晴夏「セクシー田中さん」が支持される理由…“生きづらさドラマ”「いちすき」と何が違う

公開日: 更新日:

 年末の足音も迫ってくる中、秋ドラマは中盤からクライマックスに向かう。世帯視聴率では鈴木亮平(40)主演のTBS日曜劇場「下剋上球児」がトップを走っているものの、平均でぎりぎり2ケタに乗るかというところ。今やほとんどのドラマが5~6%という状況だ。

「連ドラ枠が増えたことや、視聴率狙いではなくターゲットを絞った作りになっていることもあるので、5~6%の中でいかにターゲットに深く刺さるかというのが勝負でしょう」(テレビ誌ライター)

 ただ、多くが前クールよりも数字を落としている中で、前クールを越えて安定しているのが「セクシー田中さん」(日本テレビ=日曜夜10時30分)だ。地上波民放GP帯の連ドラ初主演の木南晴夏(38)が、昼は地味な経理部員だが夜はセクシーにベリーダンスを踊るアラフォー女子“田中さん”を好演している。その田中さんに憧れる後輩社員・倉橋朱里を「めるる」こと生見愛瑠(21)が演じて、こちらも好評だ。

「Yahoo!テレビの『みんなの感想』なんかは、とりわけ辛口な書き込みが多かったりするんですが、『田中さん』に関しては珍しく否定的な意見があまり見られません」(前出のテレビ誌ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった