相葉雅紀『FNS歌謡祭』司会続投で櫻井翔『ベストアーティスト』司会にも“厳しい視線”のワケ

公開日: 更新日:

 と、ネットでは適材適所ではない、実力以上の仕事をさせてきた旧ジャニーズ事務所の責任を指摘する声も上がった。

■不相応の仕事を与えてきた旧ジャニーズ事務所

「様々なアーティストのファンが見る大型特番の司会で求められるのは、ゲストのアーティストを立てて、盛り上げる役割に徹することができるかどうか。あくまで司会はアーティストにスポットを当てる役割ですが、相葉さん、櫻井さんともに、スターであるがゆえの自らにスポットが当たる前提の司会なので、ゲストが生きるトークがあまりできない。音楽の深い話が得意ではなく、無難な質問になりがちなのも弱点かもしれませんね」(音楽業界関係者)

 今年7月に放送された「FNS歌謡祭 夏」では、相葉がJO1とコラボしたGENERATIONSに間違えて「JO1」と問いかける場面もあった。司会を無難にこなすことすらも危ういため、純粋に音楽を楽しみたい視聴者の興を削いでいると言わざるを得ない。

「相葉さんも自身の司会が不評なことも理解していると思いますし、櫻井さんも性加害報道後の『news zero』での発言やスルーぶりで株を下げたことも知っていると思います。それでも司会を辞退しないのは、辞退してしまえば、自らで司会が不評だったことを認めることになってしまうからでしょう。うまくなくて司会を続けさえすれば、彼らの実績になり得るというのもおかしな話。制作側はもっと音楽ファンの意向を汲むべきです」(同)

 不評の2人を使い続けるテレビ局も、使われる相葉と櫻井もどちらも得をしないまさに“誰得”の状況だ。不相応の仕事をさせてきた旧ジャニーズ事務所と、それに従ってきたテレビ局にツケが回り始めているのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」