著者のコラム一覧
児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブックなどの企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。Webマガジン「オトナの毎日」でイラストエッセー【毎日がエンタメ】を連載中。

愛され続けたイ・ソンギュンさんの光と影(2)捜査情報はダダ漏れだった

公開日: 更新日:

 麻薬使用についてAらに脅迫されたイ・ソンギュンさんは3億5000万ウオン(約3900万円)もの大金を奪い取られ、Aらを告訴している。それでも同情よりも失望の声のほうがはるかに多く、「自業自得」ともいわれた。

 容疑はすべてAの供述に基づくものだったが、捜査過程でAの供述は二転三転している。複数回行われたイ・ソンギュンさんの体毛等の鑑定結果もすべて陰性だった。Aが供述していた時期に彼が麻薬を使用した事実はなく、彼女の供述が信憑性に欠けるものだったことは明らかだ。

 同時期にやはり麻薬使用疑惑が浮上したK-POPグループBIGBANGのG-DRAGONも同様だ。Aの供述によりG-DRAGONもまた取り調べを受けたが、やはり鑑定結果はすべて陰性。Aの供述がデタラメだったことが明らかになり、G-DRAGONは嫌疑なしで捜査が終了している。

 だが、警察がイ・ソンギュンさんに対して捜査の手をゆるめることはなく、むしろ反対だったと言っていい。その後のイ・ソンギュンさんへの3回目の取り調べは19時間にも及んでいる。しかも、そこではイメージを回復しがたい情報まで飛び出した。イ・ソンギュンさんが死を選んだのはその直後だ。 =つづく

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒