英BBCドキュメンタリー"続編予告"動画での東山紀之社長「言論の自由」発言が物議

公開日: 更新日:

「東山社長は『僕は別に誹謗中傷を推奨しているわけでもなく』『多分その人にとってはそれが正義の意見なんだろうな』とも答えています。もちろん、映像は編集されていますから、言葉足らずのまま伝わっている部分はあるかもしれません。同社としてはジャニーズ事務所が解散しても、引き続き新会社についてきてくれるファンを守りたい心理もあるのでしょう。しかし、旧ジャニーズ事務所の現社長としてどんな事情があっても誹謗中傷は断罪する姿勢を見せるべきでした。喜多川氏の問題も、補償も進み始めた矢先、本当に反省しているのか、SNSでは疑問を持たれた印象です」(女性誌ライター)

 また動画では、別の2人のスタッフによる性加害を指摘。東山社長は認めたが、取材者の「あなたたちから警察に情報提供すべきでは」という問いには、「法的なことを考えると僕らには権限がないと思います」と回答していた。

「スタッフの性加害を隠ぺいしていたことも明らかになって、しかもそのうち1人は東山社長の元マネージャーだったと報じられました。同社の姿勢が改めて注目されるでしょう。しかし、ネットでは隠ぺいよりも問題視されているのが、先の"言論の自由"発言です。旧ジャニオタの一部にはまだ喜多川氏や同事務所への同情論が根強い。『私たちには正義の意見』と喜多川氏らの被害にあった元タレントたちに対する嫌がらせが正当化されないか懸念されます」(前出)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」