NHK朝ドラ「虎に翼」に“幼少期シーンなし”の是非 ドラマ深みを増すために必要? そもそも前座扱い?

公開日: 更新日:

■「ヒロインを早く見たい」と願う視聴者も

「最近の朝ドラといえば、4作連続で幼少期の病弱設定が話題になりましたが、主人公の人生形成に大きな影響を与えた幼少期を描くと、設定が似通ってしまうというのもありますし、『見知った主演女優らを早く見たい』という視聴者の希望があると、どうしても幼少期シーンは前座のような扱いになってしまう傾向があるでしょう。今作で幼少期が描かれなかったことで改めて、ストーリー的にどうしても入れなければ成立しない場合以外は、幼少期シーンは回想でいいという意見が目立った印象です」(ドラマ制作関係者)

 また、朝ドラ放送が20年春から週5話に減ったこともあり、子役が演じる幼少期シーンの数話よりも、大人時代のメインキャストのエピソードを充実させてほしいというニーズの高まりも一因といえるだろう。

「同じく女性の社会進出というテーマや、女学生時代からスタートした朝ドラとして想起されるのは堀北真希が主演を務めた12年度前期放送『梅ちゃん先生』ですかね。幼少期シーンがなくて成立する条件としては、主演女優がやはり童顔であり、制服着用シーンなどに違和感がないかという点もあると思います」(同)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    中島歩「あんぱん」の名演に視聴者涙…“棒読み俳優”のトラウマ克服、11年ぶり朝ドラで進化

  1. 6

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  2. 7

    投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

  3. 8

    "花田家と再婚"は幸せになれる? 元テレ東・福田典子アナに花田優一との熱愛報道も…恋多き一族の因縁

  4. 9

    ソシエダ久保建英にポルトガル名門への移籍報道…“あり得ない振る舞い”に欧州ザワつく

  5. 10

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”