「頂き女子」は懲役9年、水原一平被告は罪状認否へ…“お騒がせ”続々登場は2014年「キセキの世代」が再来か

公開日: 更新日:

 2月、前年3月に『NHKスペシャル』で「音を失った作曲家」との触れ込みで紹介された佐村河内守氏について、本人に作曲家としての実体がないこと、聴力を失っていないことが『週刊文春』のスクープにより判明。翌3月には本人が会見を開き、自身のゴーストライターを務めていたと名乗り出た人物を名誉棄損で訴える考えを明かし、手話通訳が終わる前に回答を始めたと指摘する記者に反発するなど、大騒動になった。

 6月30日、兵庫県議会議員を務めていた野々村竜太郎氏について、温泉などに200回近い日帰り出張を繰り返し、約300万円を政務活動費から不正に支出したと神戸新聞がスクープ。これを受けて翌7月1日には本人が会見を行ったが、その途中で感極まり号泣したため、「号泣県議」との不名誉なアダ名を与えられる結果に。その後、本人は詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で起訴され、2016年7月に懲役3年、執行猶予4年の一審判決が判決が確定した。

 これらの他にも、2014年は凶悪な複数の刑事事件が起こるなど、毎月のように世間を騒がせる騒動が勃発。このため、SNSには《正直、りりちゃんや水原一平って感じで毎日のようにニュースで騒がれてるの、2014年のキセキの世代の再来みたいにも思ってる》と指摘される事態となっているのだ。

 これらの予想が当たらないことを願うばかりである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

    阿部巨人が仕掛ける緊急トレード…有力候補はくすぶる「元本塁打王」「元最優秀中継ぎ投手」ら

  2. 2
    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

    86歳日枝久氏が居座り続けるフジテレビの未来…視聴率は低迷し営業利益は約30%減

  3. 3
    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

    立ち食いそば店の60代“深夜ワンオペ”は命がけ…敬遠されるのも無理はない

  4. 4
    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

    後輩の挑発をスルーした松本人志、粗品のケンカを買って自爆した宮迫博之…露呈した“芸人の格”の違い

  5. 5
    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

    維新ダサすぎ!都知事候補擁立を断念…女帝に陳腐な取引打診も“ガン無視”される

  1. 6
    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 7
    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

    ロッテ佐々木朗希「省エネ投球」の謎解き…フルパワーのシーズンフル稼働は到底無理

  3. 8
    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

    協会はテレビ各社にケンカを売るように「放映権をよこせ」と迫り過去最高益「5億円超」を叩き出した

  4. 9
    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

    「燕は戻ってこない」桐野夏生著

  5. 10
    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質

    なぜ大谷の評価は「いまひとつ」なのか…現地メディアの根底に「安打じゃ満足できない」米国人気質