「最新科学が教える『決断疲れ』をなくす習慣」堀田秀吾著
「最新科学が教える『決断疲れ』をなくす習慣」堀田秀吾著
人間のワーキングメモリーには限界があり、一度に覚えられる数字や単語は5~9個。選択肢が許容範囲を超えると正しい決断ができなくなる「決断疲れ」を起こす。
決断しなくてはいけないことには「自分にとって重要なもの」「重要ではないもの」「どちらでもない中間のもの」がある。これを松・竹・梅とランク付けすることで決断との向き合い方を変えればよい。
例えば「その日着る服は梅」という具合に。自分の中で重要視していない選択についてはルールを決めておく。初めてのレストランでメニュー選択に迷ったら「シェフのおすすめ」にしよう。
社会心理学の研究者が「決めかた上手」になる方法をアドバイス。 (新潮社 1650円)