高齢社 村関不三夫社長(1)東京ガスOBが中心となって設立 高齢者を対象にした派遣会社

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「高齢社」は定年になった高齢者を対象とした人材派遣会社。

 設立は2000年1月。東京ガスの子会社「東京器工」の社長だった上田研二が立ち上げた。

 東京器工の社長時代、新築マンションの入居者へのガス機器の説明などをする仕事が上田のところに入ってきたのだが、その仕事は土日が多く、正社員だけでは対応しきれない。

「そこで上田が思いついたのが、東京ガスを定年退職し、家で奥さんにご飯の世話などで面倒をかけているOBに手伝ってもらおうと、これが高齢社の出発点です」

 と創業の経緯を説明するのは、30年ほど前、東京ガスで上田と同じ職場で働いていた村関不三夫現社長(69)。

 上田は、1994年から95年に村山内閣で通産大臣だった橋本龍太郎が講演で語った「少子高齢化を迎えると労働者不足になる。それを補うのは女性・老人・外国人・ロボットだ」との言葉が心に残っていた。

 世の中は橋本龍太郎が言ったとおりになっている。ならば、OBたちが働くビジネスを立ち上げ、活躍してもらおうと、上田自身は東京器工の社長にとどまりながら、東京ガスの仕事の請負が主業務の同社を設立した(その後、東京器工を退職し、高齢社の社長に)。

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