ドジャース大谷翔平いよいよ増す投打の過酷負担…7日カージナル戦で“先発一本立ち”へ
いよいよ先発としての責任が大きくなるということだ。
ドジャースのロバーツ監督は、日本時間7日のカージナルス戦で今季8度目の先発をする大谷翔平(31)に関して第2先発を用意しないことを明かしている。
これまではカスペリアス(26)、ロブレスキ(25)、メイ(27=現レッドソックス)らが大谷の後に投げるロングリリーフとしてあらかじめ準備していた。しかし、今後は第2先発を用意しないという。
「いまは複数イニングのリリーフもいて対応できる。決まった形にこだわる必要はない」とはロバーツ監督。
つまり次回、予定されている4イニングは、完全に大谷に任せるということだ。
前回7月31日の登板は右臀部のけいれんのため3回3分の0で緊急降板。予定の4イニングを投げ切ることができなかった。
体調不良や脱水が原因といわれるが、アクシデントがあったにもかかわらず、次回は第2先発をおかない。先発として期待も計算もしているということだから、当然のことながら、その分、責任も負担も増す。
先発として4イニングを投げ切る義務が生じた一方で、打者としての負担も増す。
ここ9試合、遠征中だったドジャースは5勝4敗と勝ち越しも、1試合平均得点は3.33。開幕から112試合の平均得点5.14をかなり下回っている。
大谷、山本(26)、グラスノー(31)、カーショー(37)、シーハン(25)に加え、サイ・ヤング賞2度のスネル(32)も戦列に復帰。先発ローテーションがそろうこともあって、「今後は打線が援護しないといけない」と中軸を打つフリーマン(35)は話している。