「幸せホルモン」を分泌させる“青学大流”食事法、選手の体づくりの中で掴んだ極意を大公開
日刊ゲンダイ読者の皆さま、いかがお過ごしでしょうか? 先日、所用で都心に出向き、お昼時に皇居の周りを車で移動しました。多くの市民ランナーが、大汗をかきながら走っていました。炎天下でのランニングには細心の注意を! 時には「走らない」判断も重要です。今回は「栄養補給の大切さ」について──。
7月16日に「箱根駅伝総合優勝杯寄託式」が行われました。
1920年の第1回大会優勝の東京高等師範学校(現筑波大)から第100回大会優勝の青山学院大までの学校名が刻まれた優勝カップが、箱根駅伝ミュージアムに寄託されました。「東京高等師範の優勝記録は15時間5分16秒。青学大は10時間41分25秒。約4時間20分の差があります。学生諸君が心身ともに鍛え上げたことが、成果につながったと思います」と挨拶させていただきました。
100年以上の歴史の中、タイムが大幅に短縮されたことの要因のひとつに「食生活の改善」は見逃せないでしょう。
青学大では、休養や睡眠とともに食生活全般を「重要な成長戦略」と考えています。具体的には、①タンパク質・脂質・炭水化物の3大栄養素を中心に栄養バランスにこだわる ②食事を摂取するタイミングを大事にする ③各自バラバラではなくて全員が一緒に楽しみながら食べる——です。