著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(7)ソ連崩壊の混乱時に私はKGBの元情報工作員に接触した

公開日: 更新日:
1991年に崩壊したソ連。倒されたレーニン像を見る市民たち(1991=平成3=年8月26日、ソ連・ラトビア共和国首都リガ)/(C)ロイター=共同

 1990年代初めのことだ。ソ連の社会主義体制が崩壊し、混乱に陥った時期があった。私はその頃に何度かモスクワやハバロフスクを訪ねて、この国の実情を見たり、取材を進めた。そこで感じたことを書くのが目的ではないので、その感想には触れない。ただこの混乱の中で、KGB(ソ連国家保安委員会… 

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