著者のコラム一覧
牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

テレサ・テン「台湾の歌姫と天安門事件」(2)父母の祖国で大衆を前に歌ってみたいという夢は天安門事件ではじけ飛んだ

公開日: 更新日:

「白天聴老鄧、晩上聴小鄧」。これは一九八〇年代に中国ではやったブラックジョークで、「昼間は鄧小平の話を聴き、晩は鄧麗君(テレサ・テン)の歌を聴く」という意味になる。

 このジョークの背景には、中国の最高実力者・鄧が八三年に打ち出した〈精神汚染一掃〉キャンペーンがある。これは… 

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