みのもんたはSNSで笑顔、小倉智昭は「徹子の部屋」に登場…大物司会者たちの“現在地”

公開日: 更新日:

「小倉さんは今年、喜寿のお祝いでした」

 同じく司会者として一世を風靡し、現在はがん闘病中のフリーアナ小倉智昭(77)も表舞台での活動を続けている。4日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」にも出演し、膀胱がんが肺に転移した他、新たに腎盂がんが見つかり、左腎臓を全摘出した現在の暮らしぶりを語って話題だ。昨年の秋から夫人と別居し、1人暮らしを選んでの闘病生活を送っているというのだ。

「『とくダネ!』のボス、小倉さんは今年、喜寿のお祝いでした。歯に衣着せぬ発言は衰え知らずで、まだまだ世の中に物申したい心意気が感じられます」と平野さんは続けた。

 小倉は、平野さんと芸能リポーター小柳美江さんのユーチューブ番組「河田町姉妹のおしゃべりワイドショー」にも出演、「三途の川まで行った」という話までして、盛り上げたそうだ。

 小柳さんはこう言う。

「小倉さんはご自身の闘病の他、そこで得たがんの治療方法や再発などについても丁寧にお話しされています。同じ病気と闘う人たちにはありがたい情報でしょうし、励みになっていると思います。また以前から、男性用トイレにも汚物入れを設置して欲しいと発信し続けられ、それを受けて最近は汚物入れを設置する男性用トイレが増えているようです。病気をしたからこそ言えるというような発信は多岐にわたり、社会貢献につながっていると思います」

 両リポーターの先輩、東海林のり子さんは今年90歳を迎え、ワイドショーなどで共に働いた関係者が局や番組の枠を超えて卒寿のお祝いをしたという。平野さんは「転んで骨折なんてこともあるようですが、声の張りやおしゃべりの軽妙さは全く衰え知らずです。今もロックコンサートに出かけてエネルギーを注入しているんですよ」と言い、小柳さんがこう続ける。

「この世代の方たちのアグレッシブな生き方は、今を生きる私たち皆の励み。まだまだこれからと背中を押してもらっているようです」

 人生100年時代、頑張り続ける姿はこれからも要注目だ。

  ◇  ◇  ◇

 小倉智昭は現在もがんと闘い続けている。●関連記事【もっと読む】がん闘病中の小倉智昭さんが直面…「最後の治療」に垣間見える家族力…では、家族挙げて奮戦する小倉の様子を伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    砂川リチャード抱える巨人のジレンマ…“どうしても”の出血トレードが首絞める

  4. 4

    日テレ退職の豊田順子アナが定年&再雇用をスルーした事情…ベテラン局アナ「セカンドキャリア」の明と暗

  5. 5

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  1. 6

    中学受験で慶応普通部に合格した「マドラス」御曹司・岩田剛典がパフォーマーの道に進むまで

  2. 7

    吉沢亮「国宝」が絶好調! “泥酔トラブル”も納得な唯一無二の熱演にやまぬ絶賛

  3. 8

    阿部巨人“貧打の元凶”坂本勇人の起用に執着しているウラ事情…11日は見せ場なしの4タコ、打率.153

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  5. 10

    フジ・メディアHD株主総会間近…328億円赤字でも「まだマシ」と思える系列ローカル局の“干上がり”ぶり