滝川クリステルが変える「総理夫人のあり方」…取材拒否声明もすでに準備は万端

公開日: 更新日:

家事も育児も半分半分で…

 そもそも人気女子アナ出身だけにメディア露出やマスコミ対策、イメージ戦略の重要性は骨の髄まで染み込んでいる。もともと女性より男性ウケが良いタイプだったが、小泉氏と結婚後も同世代ママからの好感度は高いとは言えず、SNSでの子どもとの写真が炎上したり、アンチからの嫉妬ややっかみの対象になったりもしたが、それは自覚も含めて織り込み済みだろう。小泉氏は総裁選出馬を滝クリに伝えたときのことを聞かれ、こう答えている。

「妻も仕事をしてますから、その仕事に対する影響とかこれから例えばラジオとか続けていいのとか、いろんな思いはありましたよね」

 ファーストレディーへの道は準備万端ではないのか。芸能リポーターの小柳美江さんはこう言う。

「昔は政治家の妻は表に出て選挙活動をしたり、取材に応じたりするのが当たり前と思われていました。細川護熙氏の妻、佳代子さんは記者会見場で細川総理誕生の瞬間をマスコミと共に見守られ、即インタビューに応じ総理夫人としての気持ちなどを丁寧に答えてくれました。故羽田孜氏の時も同様でしたし、故安倍晋三氏が最年少で自民党幹事長になった時、自宅前で昭恵さんを直撃したときも、取材はNGとお達しが出ていましたけど、インタビューに応じてくださいました。そんな政治家の妻、ひょっとするとファーストレディーのあり方も、滝川さんは変えることになるのでしょうか」

 こんなエピソードも。

「欧米のように夫婦は家事も育児も半分半分がモットー。進次郎議員がどんなに遅く帰っても台所のシンクには洗い残しの食器が置かれたままになっているので議員がゴシゴシ洗っているとか」(永田町関係者)

 夫の“振り付け”はお手の物。ファーストレディーになった滝クリが“陰の総理”と呼ばれる日も近い。

  ◇  ◇  ◇

 今から19年前の2005年、小泉進次郎氏の父で当時の首相・小泉純一郎氏は郵政改革実現のため衆議院を解散。その際、純一郎氏批判の急先鋒だったのが野田聖子氏だった。

●関連記事【もっと読む】野田聖子氏にはガッカリ…自民党総裁選出馬を断念→“政敵の息子”進次郎氏を支援と報道…では、かつての仇敵の息子にへつらう野田氏の現在の姿について伝えている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  2. 7

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  5. 10

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  5. 5

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  1. 6

    元横綱白鵬が突然告白「皇帝の末裔」に角界一同“苦笑”のワケ…《本当だったらとっくに吹聴しています》

  2. 7

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  3. 8

    阿部巨人の貧打解消策はやっぱり助っ人補強…“ヤングジャイアンツと心中”の覚悟なし

  4. 9

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも