大学時代のぼくは学外での音楽の仕事に意識とエネルギーの大半を使っていたせいで、いま内容を克明に憶えている講義は残念ながらほとんどない。じつにもったいないことをしたと後悔は尽きないが、わずかながら例外と呼べる記憶がある。あれは何の講義だったのか、ある男性教員がこう言ったのだ。
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