元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

公開日: 更新日:

 伊藤は2016年参院選で連合愛知の推薦を受け、家事育児を夫婦で分かち合う家族愛をアピールして初当選。現在2期目ながら人手不足の党内にあって選対委員長代理、組織委員長の要職を兼務。子ども・子育て・若者政策調査会長、超党派で組織するママパパ議連の事務局長でもある。20年の代表選では新人ながら玉木と一騎打ちを演じ、連合組織内候補の支持を得て国会議員票で互角の戦いに持ち込み注目を集めた。伊藤がポスト玉木の代表選に色気を見せるのは、いわば当然の成り行きと言えよう。

 もっとも、党内の伊藤に向ける視線は微妙だ。

「彼女はSNSのフォロワー、チャンネル登録数で玉木にははるかに及ばないが、若い世代を中心に人気がある。マスコミ出身(テレビ大阪)ということもあり、これまでメディア戦略を主導して知名度アップが課題だったわが党の躍進に貢献したことは間違いない。だけどねぇ」

 同党新人議員の一人はこう言い、さらに続ける。

「実はマスコミ取材は、代表も幹事長もすべて例外なく伊藤さんの決裁が必要なんですよ。鳩山(紀一郎)さんは、彼女の一存でXへの投稿を停止させられ、新人研修会では個別取材をブロックされてしまった。浮かれるな、危機管理だとはいえ、ちょっとやり過ぎですよ。しかも、彼女の悪口を書いた記者や媒体を個別に排除しているらしくて、浮かれているのはどっちか、と言いたいですね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン