小沢一敬&渡邊センスと組んで勝算は? 松本人志「月額制独自プラットフォーム」に滲むプライド

公開日: 更新日:

 芸能活動を休止していたダウンタウン松本人志(61)が活動再開に向けて動き出した。昨年12月25日に配信されたインタビュー記事によると、松本は文藝春秋への訴えを取り下げたことや、会見しないことの理由、現状のテレビ業界への思うことなど、多岐に渡って語った、その中で特に注目を集めたのが、月額制の独自のプラットフォームを立ち上げるという構想についてだ。

 スポンサーの兼ね合いも含めて、地上波テレビへの復帰は容易ではないことは想像に難くなく、松本側が訴えを取り下げた時点で、ネットフリックスやYouTubeなど、スポンサーの顔色を伺わずに成立するプラットフォームでの復帰が予想されていた。

 しかし、松本が構想しているのはそのいずれにも属さない新たなプラットフォームを作るというもので、これはAmazon Prime Videoで配信されているバラエティー番組「FREEZE」や、「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)など、さまざまな人気コンテンツを生み出してきたという自負を感じさせる選択だ。

 だが、これに対し《お金払ってまで見たい人がどれだけいるのかね。アマプラとかネトフリのコンテンツのひとつだったら見たい人多いと思うけど》と、独自プラットフォームで視聴者を獲得するのは現実的に厳しいのでは…という冷静な意見も目立っている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波