フジ港浩一元社長“被害女性に配慮”の欺瞞…中居正広を起用継続1年半「難しい判断」に透ける保身

公開日: 更新日:

海外メディアもフジ批判 日本芸能界は「女性搾取」

 海外メディアも、フジテレビ港浩一社長らの引責辞任と記者会見を相次いで報じた。

▼ロイター通信は中居さんのトラブルについて「日本の芸能界での女性搾取に関する懸念を高めた」と強調。スポンサー企業がフジテレビでのCM放映を差し止めた経緯も詳しく紹介した。

▼AFP通信は、日本では依然男性が強い立場にあり、被害者は中傷を恐れていると指摘。「(性暴力を告発する)『#MeToo運動のような感情的激発はこれまで見られなかった」とする一方、近年ではメディアや芸能界を揺るがす性的スキャンダルが発覚していると伝えた。

▼英BBC放送は2023年に旧ジャニーズ事務所の性加害問題を取り上げた。中居さんの「解決している」などとする説明では「世の中の怒りをほとんど収められなかった」と評した。

  ◇  ◇  ◇

 情報番組などでも舌鋒鋭く様々なニュースに切り込むカンニング竹山(53)にも、"同業者"からの疑惑告発があった。●関連記事【もっと読む】『カンニング竹山がフジテレビ関与の疑惑を否定も…落語家・立川雲水が「後輩が女を20人集めて…」と暴露』で詳報している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン