フジテレビは日枝久氏を切れないのか? 取締役会で「辞任」に言及なし、トップ居座り決定

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 フジテレビが30日に行った定例取締役会の後、新社長の清水賢治氏(64)の囲み取材で記者団から驚きの声があがった。元SMAP中居正広氏(52)の女性トラブルへの対応で批判の集まる中、その遠因とみられるフジテレビの風土をつくったフジサンケイグループ代表で取締役相談役の日枝久氏(87)の出方が注目されるなか、辞任することなくトップに居座り続けることが明らかになったからだ。

 清水社長は取締役会への日枝氏の出席は認めつつ「(日枝氏から)発言はあったが発言内容や詳細は控えさせてもらいます」とし、3月末ともみられている第三者調査委員会の報告を待って全役員が出処進退を判断するとの見方を示しただけにとどまった。経営刷新小委員会設置を提言した社外取締役7人はその一丁目一番地として、脱日枝体制を打ち出すことを求めている。にもかかわらず日枝支配を拒絶できないところに社内からは落胆の声があがり、長くフジテレビで仕事をする関係者はこう言った。

「日枝さん1人残して、経営陣は全員辞めたら?」

 清水社長は先のやり直し会見で港浩一氏(72)が社長を、嘉納修治氏(74)が会長を辞任したことは大きいとして、こう言った。

「まずはこの事案を調査し原因を含めてどういうことがあったのかを検証していく。そのうえで再発防止、そして再生へとつなげていく。3月末を目途にするとともに自分たちで何ができるか、何をするのか、ひとつずつやっていくことが必要」

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