有吉弘行も頭が上がらない大手芸能プロの存在 事務所上層部との関係に《時代遅れ》の声も

公開日: 更新日:

 人気タレントの独立が相次ぎ、その存在意義が問い直されている芸能プロ。大手芸能プロ「太田プロダクション」所属の有吉弘行(50)はこのほどテレビ朝日「有吉クイズ」でこう言った。

「俺なんて30年、太田プロにいますけど、いまだに副社長にはヒヒヒって言うだけ。『副社長、僕こうやってやりたいんです』だなんて、一言も言ったことないです。へへへってするだけ」

 お笑いコンビ「爆笑問題」の所属プロ「タイタン」の太田光代社長がゲスト出演し、古巣でもある太田プロ社長や副社長に助けられたとのエピソードを披露したときのこと。毒舌で知られる有吉だが、売れっ子となった現在も太田プロ社長や副社長から食事に誘われても「いやいや、私なぞ」と尻込みしているという。太田社長も「タレントのときはそりゃそうですし、最初のうちは本当にコーヒー持つ手が震えた」と有吉に同調していた。そんな時間は無駄と思いながら、恐縮した素振りを見せているだけかも知れないが、業界からはこんな声も。

「事務所幹部に気をつかい、物申すことできない関係であると見た視聴者もいたかもしれませんね。実際どうかは分かりませんが、『芸能界はややこしい』というコメントはありました。でもまあ、そういうタレントと事務所の関係は最近はあまり耳にしなくなりました」(スポーツ紙記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒