日テレ「月曜から夜ふかし」に続き、フジ「チャンハウス」でも「発言」改ざん…“捏造”はなぜ起こる

公開日: 更新日:

  
 しかし実際は、女性は「中国ではカラスを食べる」とは発言していなかった。「中国ではハトを食べる文化があるため、道端でハトを見かけることが少ないと話しただけ」で、「煮込む」の部分については「最近、火鍋をよく食べている」という話題で出た発言を、担当したフリーディレクターが意図的に繋ぎ合わせたものだという。

 放送では、「中国全域ではありません」とテロップが入っていたものの、中国国内のSNSで炎上し、事態が発覚。日テレの福田博之社長は3月末の社長定例会見で捏造を認め、謝罪するに至った。さる日テレ関係者はこう話す。

「通常、放送内容は、音声やテロップなどの入っていない『オフライン』と呼ばれる荒編集の段階で、総合演出とプロデューサーがチェックし、最後、放送直前にプロデューサーが『プレビュー』と呼ばれるチェックをします。中国でカラスを食べる文化は本当にあるかどうか、プロデューサーが確認を求めたことに対し、そのフリーディレクターは『環境省のサイトなどで確認できた』と答えていたそうです。ちなみにこうした街録の動画は、スタジオ収録の段階まで、マツコや村上などの出演者が目にすることはありません。今回、問題を起こしたフリーディレクターは、番組スタート当初から番組に携わっており、マツコもお気に入りでしたが、もう業界にはいられないでしょうね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  2. 2

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  1. 6

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  3. 8

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  4. 9

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  5. 10

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意