著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

古田愛理は瞬発力ある演技を見せる「エイベックス若手女優3人娘」のひとり

公開日: 更新日:

 24年には生田絵梨花主演のドラマ「素晴らしき哉、先生!」(ABC・テレビ朝日系)で生徒役を演じ、ゴールデンプライムタイム帯連ドラに初出演。

 彼女が所属しているエイベックス・マネジメントは川栄李奈(「ダメマネ!」主演)、飯豊まりえらの主演女優を擁しているが、若手の期待株は今秋スタートの次期NHK朝ドラ「ばけばけ」でヒロインを演じる22歳の高石あかり、1月期のTBS系日曜劇場「御上先生」で活躍した19歳の上坂樹里、そして現在22歳の古田愛理の3人だ。

 事務所公式の呼び名ではないけれど、彼女たちを「エイベックス若手女優3人娘」と呼びたい。ビジュアルも個性のタイプもバラバラだが、同世代の女優とはひと味違う非凡な個性を持っている。

 古田愛理の魅力は、演技に秘める瞬発力だ。アニメのウマ娘的に競馬のコースを駆け抜けるとしたら、日本ダービーが行われる東京の芝2400メートルよりも、園田のダート1230メートルが似合いそう。ちょっとマニアックだが。

 そこには、子どもの頃からダンス教室に通い、キッズダンサーとしてEXILEのツアーのバックで踊ったこともあるという身体能力が生かされているのかもしれない。

 その瞬発力を生かして、かなりの晴れ女だという彼女の演技で、世の中をパーッと快晴にしてほしい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  2. 2

    長渕剛に醜聞ハラスメント疑惑ラッシュのウラ…化けの皮が剥がれた“ハダカの王様”の断末魔

  3. 3

    元女優にはいまだ謝罪なし…トラブル「完全否定」からの好感度アップ図る長渕剛のイメチェンSNS

  4. 4

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  5. 5

    長嶋一茂の「ハワイで長期バカンス&番組欠席」に大ヒンシュク !テレ朝局内でも“不要論”が…

  1. 6

    キンプリファンには“悪夢の7月”…永瀬廉&髙橋海人「ダブル熱愛報道」で心配な大量ファン離れ

  2. 7

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  3. 8

    救済チャリティーでの小田和正に、娘は何度も「この日を絶対忘れない」と

  4. 9

    長渕剛に妻・志穂美悦子が三くだり半か…金銭問題に次ぐ、40歳下女性との不倫とパワハラ疑惑

  5. 10

    フジテレビから50億円賠償請求されても…港浩一氏と大多亮氏は“自腹”を切らない? 専門家が解説

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平に深刻な疲労蓄積…安打も本塁打も激減、「明らかにスイング鈍化」との指摘も

  2. 2

    佐々木朗希に浮上「9月にもシャットダウン」…ワールドS連覇へ一丸のドジャースで蚊帳の外

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    サントリーHD会長を辞任!新浪剛史氏の意外な私生活、趣味は「極妻」鑑賞と…違法薬物めぐり家宅捜索

  5. 5

    ドジャース大谷翔平 本塁打王争いでシュワーバーより“3倍不利”な数字

  1. 6

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  2. 7

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  3. 8

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  4. 9

    「ポスト石破」最右翼の小泉農相“進次郎構文”また炸裂の不安…NHK番組で珍回答連発

  5. 10

    田中将大の日米通算200勝“足踏み”に巨人の営業がほくそ笑むワケ