妻夫木聡は沖縄での“基地発言”が賛否も…朝ドラ「あんぱん」八木上等兵役の圧倒的存在感が高評価

公開日: 更新日:

「もっとも、実はそんな上り調子に水を差すといいますか、失速させるようなコメントを妻夫木さん自らがしたと報じられ、NHKの制作現場にはちょっとしたピリピリムードが漂い、スタッフに緊張感が見られたそうです」という。

 そのコメントとは、アメリカ統治下の沖縄を描いた映画「宝島」の9月上映に向けたPRの一環として、主演の妻夫木が広瀬すずらと那覇市の中学校を8日に訪れたときのこと。妻夫木は「基地があるから生きていけた人もいる。(中略)アメリカに対して怒りを持った人もいたけど、アメリカがいるからこそ生きられた人もいたと思う」「幸せの価値観はとても難しい。何が正義なのかわからない時代なので、私たちは先人たちの思いを胸に生きていかなければ」などと、生徒たちに持論を語ったというのだ。

■「何が正義か分からない時代」と中学生に疑問を投げかけた妻夫木

 これが報じられると、SNSには《美化された沖縄の歴史だけで言っていい事悪い事判断しろよ》などと批判的なコメントが投稿され、《県外出身俳優に言われる地獄》《米軍の飛行機が自宅に落ちてきても同じ事を言えるだろうか?》と沖縄からと見られる発信も相次いだという。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった