「あんぱん」のぶの“愛国キャラ”と頑固さにウンザリする視聴者続出…“ヤムおじさんロス”の追い撃ちも
演出と分かっていても、NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロイン・のぶの強烈な愛国キャラに辟易する視聴者が出始めているようだ。
今作は「アンパンマン」の原作者・やなせたかしとその妻・小松暢さんをモデルにし、のぶと崇が幼馴染という設定に変更されるなどの史実とは異なるドラマオリジナル作品だ。
今田美桜(28)がヒロインののぶ役を演じているが、女子師範学校に入学し、愛国心に目覚めて以降、特に他者へ自身の価値観を押し付ける描写が目立っている。
自身に好意を寄せる柳井崇(北村匠海)から赤いバッグをプレゼントされた際には、「こんな贅沢なものに使うお金があったら、献金すべき」と突き返し、愛する豪(細田佳央太)の戦死を告げられ悲しみに暮れる妹・蘭子(河合優実)には、「命を懸けて戦った豪を立派だと言ってあげなさい」と言うなど、歴代朝ドラの中でも珍しく“愛国の鑑”に振り切ったヒロインである。
そんなのぶに対し、視聴者からは《のぶの周囲への押し付けが酷いよね。ここまで共感できない主人公は初めて》《どんどん主人公嫌いになるー!のぶ腹立つー!主人公以外はみんな好きなのにー!》という反応が示され始めている。