『バチェラー6』第8話(最終話)を正直レビュー! ラスト予想、当たった人いるの? 制作サイドにまんまと騙されました
最後の2ショットデート! いまだ久次米さんの心が読めない
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第8話。本編最終回です。小田さんと石森さん、ラストローズをもらうのは果たしてどちらなのか!?
【『バチェラー6』を勝手に考察】
ここまで団体行動を連発していた久次米さんですが、やっと、2ショットデートです。久しぶりにこういう姿を見た気がします。
まずは、小田さんと遊覧船デートを楽しみます。やっぱりマレーシア最後のデートだからなのか、どこかしっとりしていますね。小田さんも、いつもみたいにはしゃぎません。ここに来て、急に精神的に成長したような印象すらあります。
一方の久次米さんは、初回から今まで、まったく様子が変わりません。さすがに最初ほどの緊張はないけど、ファイナルローズに向けて高まっているようにも見えない。本当に心が読めない。
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小田さん、成長したね。7秒ゲームがエモかった
小田さんは序盤からずっと久次米さんLOVEをアピールしていたので、ここでも変わらず、まっすぐに愛を伝えます。小田さんは喋り方が独特なせいか、好き好き言うけど、あまり重たく感じないんですよね。そこも魅力かな。
積極的に甘えるし、ハグもするし、「安心させてほしい」と言葉に出すし、モテ女ムーブがすごいです。大人になってから恋愛経験がないと言っていましたが、大人って20歳以降のことを言ってるんじゃないかなと思っています。
7秒見つめるゲームを最後に持ってきたのは、エモいなと思いました。最初は照れて7秒もたなかった小田さんも、ここではしっかり7秒見つめることができました。成長しましたね。
こういうデートがもっと見たかったなあ!
後攻は石森さんとの2ショットデートです。久次米さんの「クラシックのカー」発言にちょっとだけ笑いました。ルー大柴かな。石森さんとのデートはアイススケートでした。今までなかったデートで意外。楽しそうなんだけど、ヘルメットとサポーターがちょっとシュールでした。
二人で氷の上に似顔絵を描いたとき、久次米さんの絵がシンプルに下手で笑いました。こういうリアクションが見られるデートを、もっと見たかったなぁ!! 田﨑さんとか西田さんとか、運動神経が良くて盛り上がる人たちとか、めちゃくちゃ向いてそうなデートなのに……。
石森さんが、久次米さんの好きなところTOP5を発表しましたが、「石森さん、そういうこともできるんだ」と感心しました。やる気が感じられないと思っていましたが、そんなことなかったんですね。出すタイミングをずっと狙っていたんだろうな。マイペースな人かと思いましたが、戦略的だったんだ。
女性陣の前より流暢に喋る久次米さん。仕事モード?
マレーシアの旅は終わり、舞台は日本へ。久次米さんが、それぞれ小田さんと石森さんのごお両親に会います。
小田さんのご両親は、かつて不仲だったということで、変な緊張感がありました。が、全然そんな雰囲気ない。すごく気さくで、ホッとしました。昔はいろいろあった……ということなのかな。
小田さんのご両親は、久次米さんのことをべた褒めでした。たしかに久次米さんって、親受けめちゃくちゃ良さそうですよね。それにしてもカメラの前ではずっと緊張していた久次米さんが、ご両親の前ではよどみなく喋っていました。
女性陣と話すよりも全然緊張していないのはなぜ? 仕事モードになったのでしょうか。
後攻は、石森さんのご両親との対面です。石森さん、お母様にソックリ! ここで石森さんからはっきりと「はじめて結婚したいと思った」という言葉が出ました。
いつの間にかそこまで気持ちが高まっていたんだな〜。熱量を感じないとか、勝手に決めつけてはだめですね。でも、一体いつからそんなに好きになったんだろう……?
久次米さんに隙がなさすぎて、ご両親との対面は、つつがなく終わりました。どちらのご両親も久次米さんに対し、まったく不安はないようです。そりゃそうか。
勝者は石森さん! 小田さんの言葉も素敵でした
いよいよ最後のローズセレモニーです。久次米さんが選んだのは……石森さんでした!
またしても私の予想は外れです。制作サイドのミスリードにまんまと騙された形です。だって石森さん、スタート時点で全然だったじゃないですか。でも振り返ってみると、ホワイトローズでの打ち上げ花火や、ヘリコプターデート、スケートデートなど、ハイライトとなるようなデートは全部石森さんだったなぁと。
想いが届かなかった小田さんが、石森さんにかけた言葉は素敵でしたね。とてもまとまっていました。いつもの明るい小田さんではなかったけど……でも多分……小田さんならすぐに切り替えられると思うので頑張ってほしいです。
知り合いだったのも「運命」ってことで
さて、第7話で制作したオリジナルリングが、ここで再登場です。過去シーズンではバチェラーが指輪を用意していたけど、今回は手作りを交換するスタイル。味わい深いですね。
そして久次米さんから「好きだよ」の言葉が。なんと今回はじめて言ったそうです。そういえば聞いてなかったかも。だから、恋愛要素が薄めに感じたのかもしれません。チャラいバチェラーは、それはそれで嫌なのですが、硬派すぎるのも考えものですね。
「好きって簡単には言わないタイプなんだ」とか、あらかじめ言ってくれたらわかりやすかったのに!
ともかく、石森さんおめでとうございます! 空気感が久次米さんと近いので、お似合いだと思います。もともと知り合いだったのも含めて運命ということにしておきましょう。
予想が当たった人いる? 過去一、難しかった
ちなみに、女性参加者が発表されたとき、正直、小田さんも石森さんもまったくのノーマークでした。自己紹介動画を見ても、全然ピンとこなかったので、どちらも中盤で脱落すると思っていました。
そんな二人がまさか残るだなんて。しかも、「序盤で落ちると思う」と堂々と予想していた石森さんが、ラストローズをもらうだなんて。予想が当たった人はいるのでしょうか? 今回、過去一難しくありませんでしたか?
あっという間の3週間でした。今後、久次米さんと石森さんがどうなるかはわかりませんが、しばらくはインスタとかでラブラブな様子を見せてくれるんじゃないかなと思っています。ぜひ見せてください。お疲れ様でした!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6概要
配信開始日:2025年6月5日(木) 20時より独占配信開始
話数:全9話
6月5日(木)20時 第1話-第4話
6月12日(木)20時 第5話-第7話
6月19日(木)20時 第8話-第9話
製作:Amazon
©2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved
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『バチェラー・ジャパン』6代目バチェラープロフィール
久次米 一輝(くじめ かずき)
30 歳・東京都出身・医師。趣味はランニング、バイクツーリング、ドライブ。10代でイギリスに留学。順天堂大学医学部を卒業後、 順天堂大学医学部附属順天堂医院で初期臨床研修を修了し、形成外科に入局。現在は、父が理事長を務める共立美容外科に入職。
(中村未来/ライター)