【女偏の漢字探し】「醸(ジョウ)」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)/意外と知らない女ことば

公開日: 更新日:
コクハク

【女偏の漢字探し】

 知っているようで意外と知らない「ことば」ってたくさんありますよね。「校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば」では、女性にまつわる漢字や熟語、表現、地名などをピックアップ。

 毎日頑張るあなたがちょっぴり得した気分になれますように…。

【校閲婦人と学ぶ!意外と知らない女ことば】

 料理は苦手だけど食べることが好きなタダ美がこだわっているのは、地元・岩手の「味噌」。

 水にもこだわってつくられた天然醸造の味噌は、深い味わいと芳醇な香りがたまりません。キンキンに冷やしたキュウリと一緒にいただくのが、この季節の幸せです。何本でもいけちゃいます。

「醸造」ってきくと丁寧につくられた感じがしていいですよね~。

 では、おなじ「ジョウ」読みの漢字といえば?

【こちらもどうぞ】【女偏の漢字探し】「娘」の中に隠れた一文字は?(難易度★★☆☆☆)




















【正解は…】

 正解は「嬢」。

 意味はこちら。

1. 母親
2. 若い女性。少女。

 また【日本語での用法】として、1. 業務上のある部署で働く女性に対して、俗な言い方としてつけることば。「案内嬢」。「ウグイス嬢」(野球場や劇場などの女性アナウンサー)が紹介されています。

「ウグイス嬢」は『記者ハンドブック』(第14版)で、女性を特別視する表現や外見を強調する表現で男性側に対語のない女性表現は原則使わないとあります。そのため、ウグイス嬢は「場内アナウンス係」などに書き換えましょう、と示されています。

 2. 未婚の若い女性の名の下につけて敬称とすることもあるそうです。例えば「タダ美嬢」ですかね? 若いかどうかはさておき、これからはタダ美嬢と呼んでもらおうかしら。ってこれもある意味、強制でパワハラかな?

出典元:「例解 新漢和辞典」(第6版)、「記者ハンドブック」(第14版)

(日刊現代校閲/タダ美)

(コクハク編集部)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変