中日34歳遅咲き左腕・松葉貴大が国内FA市場の目玉に急浮上…年俸5000万円のお手頃価格

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「自分らしい投球ができました」

 中日のベテラン左腕がお立ち台でこう言って胸を張った。

 22日の日本ハム戦に先発した松葉貴大(34)が7回5安打1失点の好投でリーグ最多タイの7勝目(4敗)を挙げた。

「球は遅いですが、自分が一番ストライクゾーンで勝負ができている。最後までしっかり貫き、もっともっと勝ち星とイニング数を増やしたい」

 こう言った松葉に、井上一樹監督は「信頼を置いている」としたうえで、「剛速球を投げる投手ではなく、特筆した変化球もないが、幻惑投法というか、彼なりに見いだした投球をしている」と称賛。直球の平均球速は130キロ台前半ながら、スライダー、スプリット、カットボールなど多彩な変化球を随所に織り交ぜる「投球術」で打者を手玉に取っている。

 東洋大姫路高から大阪体育大を経て、2012年ドラフトの外れ外れ1位でオリックス入り。19年にトレードで中日に移籍した。

 プロ通算12年で2ケタ勝利は一度もなく、規定投球回に達したこともないが、中日移籍後は20年からの5年間で年平均で約80イニングを投げて計21勝。防御率も20年を除いて3点台前半と安定感もある。

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