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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【すもも】「肝」に作用し、熱を鎮めてイライラを改善

公開日: 更新日:

 このごろ、なんだか怒りっぽくなっている。ささいなことでカッとしたり、すぐイライラする……。

 怒りっぽくなる原因の多くは精神的なストレスが原因です。ストレスを受けることによって、臓器や器官の働きを調節する自律神経のうちの交感神経が優位になり、心拍数が増えたり血圧が上がります。

 この反応には、アドレナリンやコルチゾールをはじめとするホルモンが関わっています。ストレスが続いて交感神経が優位になった状態のままでいるうちにホルモンを制御できなくなり、心身が興奮。そのために怒りっぽくなったり、イライラしてしまうのです。

 また、ストレスだけではなく、睡眠不足など生活の乱れによっても自律神経に影響が及び、感情の抑制力が低下しやすくなります。

 シニアの場合、外出の機会が減ったり、身体的な不調、理解力や判断力の低下から、イライラしやすくなる傾向があります。

 さらに、「怒りっぽさ」は認知症の初期症状のひとつでもあります。これまで穏やかな性格だった人が、急に頻繁に怒るようになった場合は注意が必要です。

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