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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

学歴詐称問題の伊東市長より“東洋大生らしい”フワちゃんの意外な一面…ちゃんと卒業、3カ国語ペラペラ

公開日: 更新日:

 学生時代、飽きっぽい性格が災いしてアルバイトを何度もクビになっていたフワちゃん。ともかく大学には極力、顔を出していたようだ。並行してワタナベコメディスクールに通ったり、お笑い芸人の仕事を始めたこともあって、5年かかったものの、大学はちゃんと卒業している。

「小学校2~4年の時、ロサンゼルスで暮らし、英語はペラペラ。中国語も流暢に話すトリリンガルです。東洋大では真面目な学生だったのだろう」と制作会社ディレクターは推察する。

 一方、田久保市長については東洋大時代の話がほとんど伝わってこない。

「こんなことを言うとマズいかもしれないが、学歴詐称は東洋大法学部の伝統なのかも」と話すのは前出のOB。約半世紀前、東洋大では大きな事件が起きていた。学長が「法学部長が学歴をゴマカしている」と告発したのだ。法政大出身なのに京大法学部卒業と詐称したり、いたこともない東大に1年間、在籍していたと文部省(現文部科学省)に提出した履歴書に記していたというもの。

「法学部長が開き直り、理事会の聴取にも応じず、内紛がエスカレート。ついには法学部は休講になってしまった」と当時在学していたOBは振り返る。

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